125ccと250ccの維持費はほぼ同じ!維持費の比較と125ccのデメリット

記事内に広告が含まれています。

「二輪免許取得したけど125ccと250ccどっちがいいの?」
「維持費にどれくらい差があるんだろう?」
「やっぱり排気量が多い方がいいのかな」

125ccか250ccのバイクを乗ろうと検討している方は、こんな悩みはないでしょうか?

どちらも車検がなく、250cc以上のバイクと比べたら維持費はとても安いですが、実際に125ccと250ccのバイクを所持している私が詳しく解説していこうと思います。

走り、パワー、運転のしやすさ、維持費などなど、感じたことをすべて書いていきます!

スポンサーリンク

125ccと250ccバイクの特徴と比較

シンプルに表にしてまとめてみました!

所持しているバイクは、125ccがヤマハ XTZ125、250ccがヤマハ セロー250ファイナルエディションです。

125cc(XTZ125) 250cc(セロー250)
必要免許 普通自動二輪小型限定免許 以上 普通自動二輪免許 以上
免許取得日数 最短2日~ 最短9日~
免許取得費用 約6万円~ 約8万円~
自賠責保険料 7,070円
※保険期間を5年で1年あたり2,800円
7,540円
※保険期間を5年で1年あたり3,240円
任意保険料 約8,000円~
※ファミリーバイク特約
約16,000円~
※年齢、等級による
軽自動車税 2,400円 3,600円
自動車重量税 なし 4,900円
燃費 30~60km/L 30~40km/L
交通制限 高速・有料・自動車専用道路通行不可 なし(二輪不可を除く)
車検 なし なし

※保険料や税金はすべて1年単位でかかる費用

いかがでしょうか。比較してみると、税金面では数百円~数千円の差なので、そこまで違いはありません。

一番金額差があるのは任意保険料ですね。

125ccのバイクは原付二種になるので、ご自身や家族が自動車保険に加入していれば、ファミリーバイク特約という自動車保険に付帯する特約に入ることができ、補償を受けることが可能です。任意のバイク保険に入るより半額近く安くなります。

一方で250ccのバイクは任意ですが通常のバイク保険に加入するしかありませんので、ファミリーバイク特約に比べると保険料は割高になります。

125ccの走行面でのメリット

125ccを運転する上で良かった点はこちらです。

取り回しが更に楽

大型から250ccに乗り換えたときにも取り回しの楽さを感じましたが、250ccから125ccに乗り換えると更に車体が軽くなり運転がとてもしやすいです。

もちろん車種にもよりますが、少し傾斜の付いた駐車場やコンビニなどに止まるときや出る時などは軽々と動かせるのでちょっとした外出にも良いです。

125ccの走行面でのデメリット

では次に実際に走るにあたり、残念だな…と感じたことを書いていきます。

(逆のことが250ccのメリットになります)

自動車専用道路が通行できない

自動車専用道路は125cc超~ではないと通行できません。実際に125ccを購入して公道を走行してからわかったことなのですが、多少の遠回りをしなければいけなくなったりと地味に不便だと感じました。

とはいっても自動車専用道路はそこまで多くないので、一人でツーリングや走る分には一般道を通ればよいのですが、マスツーなどで125cc超のバイクと一緒に走っている時などは、相手は走れるのに自分だけ走れずこちらに合わせてもらうという事になってしまうこともあり、「なんか申し訳ないな」と思うことも。

パワー不足

当然のことですが、排気量が低く馬力も低くなるため250ccに比べるとパワーはありません。

とくに坂道などを上るときに余計に感じます。

平坦な道を走る分には原付のような30km制限もないので、特にパワー不足などは感じることはありません。

メンテナンス費用に差はある?

バイクを使用するにあたり、日ごろのメンテナンスも必要になってきます。

一番多いのエンジンオイル交換になってくると思いますが、XTZ125もセロー250もエンジンオイル量は1L程度とほぼ同じ量です。

タイプによってオイル量は違いますが、125ccも250ccも交換費用などにかかる金額は同額になりますね。

タイヤなどその他部品についても、例えば125ccのスクーターと250ccのスポーツタイプのバイクで比べてしまうとタイヤサイズも違うため差が出てしまいますが、同タイプの車種であれば若干のタイヤサイズしか変わりませんので、何万円も金額が変わるということはないので、メンテナンス費用についてはさほど差はないと言えます。

125ccは任意保険料が安いけど注意が必要

自動車保険に加入されている方ならファミリーバイク特約を付帯することができ、自動車の保険と合わせて原付バイクにも補償が適用できます。

ファミリーバイク特約にも2種類あり、自損傷害型人身傷害型に分かれます。

どちらも相手方への補償はされますが、自分がケガをした場合の補償が自損傷害型は

相手がいない単独事故や、相手に過失がない場合のみの補償となりますので、どちらにも過失があるい場合の補償はありません。しっかりとした補償を受けたいのであれば割高にはなりますが、人身傷害型のファミリーバイク特約を付帯させることをお勧めします。

自動車保険未加入で入れない場合は?

車を持っていないなどの理由で、ファミリーバイク特約に入れない場合は通常のバイク保険に加入することになります。

出来るだけ費用をおさえたい場合は、ネット保険が安いので比較サイトなどで無料見積をすると一番安いところが分かります!

バイク保険

125ccおすすめバイク5選

人気車種も含めおすすめの125ccバイクを挙げていきます!

HONDA CT125ハンターカブ

引用:HONDA

HONDAの125ccといえば一番に思いつくのがハンターカブ。クロスカブ125やスーパーカブ125も人気車種となっています。

積載能力も高くキャンプなどのアウトドアにも使えますし、林道なども走れてしまう機能性の高いバイクです。さまざまなシーンでバイクを楽しみたいという方にはピッタリでしょう。

これは凄すぎる…..(笑)

自動遠心クラッチを採用しているので、左手でのクラッチ操作を必要とせずエンストする心配もないのでバイク初心者にもおすすめの1台となっています。

燃費も驚異の61km/Lとコスパが最強クラスとなっていて、燃料タンク容量は5.3Lと小さいですがガソリンを満タンにいれれば300km近く走れることになります。

メーカー希望小売価格は440,000円となっています。

HONDA PCX

原付二種のスクーター販売台数ランキングで常に1位を取り続けているPCX。スクーターなのにスクーターらしくないスタイリッシュなデザインとフォルムが人気の理由でしょうか。

シート下の積載能力も高く、最大で30L分の収納が可能となっています。別売りにはなりますが、トップケースを取り付ければ更に積載力が上がるので通勤を始め、ツーリング、キャンプなどと幅広く使えるバイクですね。

買い物袋も必要ない!?

メーカー希望小売価格は357,500円となっています。

HONDA CB125R

2021年モデルからエンジンがSOHCからDOHCに変更され、パワーアップしたCB125R。

馬力も13馬力から15馬力にアップし、125ccながら低速域では力強い加速を発揮するとのことです。

ホンダの125ccバイクとして初となるSHOWA製SFF-BP倒立フロントフォークを採用し、スポーティーな走りを実現しています。

車体サイズもフルサイズで大きいため、ピンクナンバーを見ない限り原付二種とは思えないサイズとなっています。

125ccクラスだと公道最強か!?

メーカー希望小売価格は473,000円となっています。

YAMAHA XTZ125

中国ヤマハから発売されているXTZ125。なんと新車価格は230,000円と超格安バイクです。とはいってもすでに生産終了しているので、新車での入手は難しくなっています。

125ccなので250ccまでのパワーがありませんが、林道でも大型バイクを含むツーリングでもついていくことができました。

車体も軽く、遊べるバイクといってもよいでしょう。通勤などにもおすすめです。

SUZUKI GSX-R125

低排気量ながらも力強い加速力を持つスズキのスポーツバイクGSX-R125。

6速トランスミッションなので、低回転から高回転まで吹け上がるエンジンを楽しむことができます。

シート高も785mmと低く、背の低い女性でも足つきが良いので安心して乗れますね。スポーツバイクの入門編としてはピッタリのバイクです。

メーカー希望小売価格は453,200円となっています。

250ccおすすめバイク5選

KAWASAKI ZX-25R

現行車の250ccで唯一の4気筒エンジンを搭載したKAWASAKI ZX-25R。

4気筒エンジンを活かし最高出力45馬力と、同メーカーの2気筒エンジン搭載のNijnja 250の37馬力をはるかに上回ります。

独特なサウンドが魅力的で、特に高回転域になると良くわかります。SSタイプのバイクでは頂点といっても間違いないでしょう!

カッコよすぎる….

メーカー希望小売価格は935,000円と少しお高めですが大人気車種となっています。

HONDA レブル250

クルーザータイプのレブル250。アメリカンチックなスタイルながら走りやすさを重視しているため、初心者ライダーや女性ライダーを始め幅広い層から支持を受けています。

シート高が690mmなので、足つきの良さは抜群で車体重量も170kgのため扱いやすいバイクです。

現行車種でこのタイプはないので、形がカッコいいという声も多いですね。

メーカー希望小売価格は599,500円となっています。

YAMAHA セロー250

35年にわたるロングセラー商品となったセロ250。2020年にセロー250ファイナルエディションが発売されましたが、すでに生産終了となりました。

オフ車としても大人気なセローですが、オンロードでのツーリングでも余裕の走りを見せてくれます。オンオフ問わず、アウトドアな趣味を楽しみたい人にもおすすめ。

シート高が830mmとオフ車としては若干低いので、ライディングポジションはじすこし窮屈。ワイズギアからでているツーリングシートに交換することで30mmUPできます。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Free【Free Ryder】(@freeryder_x)がシェアした投稿

土が似合いますね(笑)

メーカー希望小売価格は588,500円となっています。

YAMAHA XMAX250

スクータータイプの250ccでお勧めしたいのが、YAMAHA XMAX。

同メーカーのマジェスティより車両重量が9kg軽くなり、馬力も4馬力UPと高速道路でも余裕の走行が可能です。

現行の126~249ccクラスだとホンダのADV150やPCX150/160、ヤマハのNMAX155、トリシティ155と150cc帯が多いですが、250ccのフルパワーでスクーターを乗りたい!という方におすすめかもしれません。

個人的に好きなのが、小物を収納できるフロントトランク。

引用:HONDA NMAX

ポケットに入るけど、走行中に落としそうで怖い!と思うものを入れておけそうで便利ですね。

メーカー希望小売価格は654,500円となっています。

SUZUKI Vストローム250

250ccにして全長2150mm×全幅880mm×全高14257mmと大きい車体のVストローム250。

よく250ccはロングツーリングに向かないといわれがちですが、乗車姿勢が楽で、前傾することもなく背筋を伸ばしてゆったりと走れるのでロングツーリングには最適なバイクです。足つきも良いです。

ノーマルのままで乗っている人を見ることが少ないバイクで、多くの方がトップケースをつけたり、フルパニアにしたりされていますね。

フルパニアにしてこそ、Vストロームという感じが出ているような気もします。

メーカー希望小売価格は613,800円となっています。

まとめ

今回は主に125ccに焦点を当てて、125ccと250ccの維持費や走行面について解説しました。

どちらとも車検はなく、維持費についても大きな差はないので自由度が高く、できるだけ大きなバイクを乗りたいのであれば250ccクラスを選ぶのが良いでしょう。

どんなバイクでもメリットやデメリットはあるので、ご自身のお財布事情や、環境に合わせて選ぶのも良いと思います。当然車体価格は125cc帯の方が安いですからね!

唯一125ccの不満を言うのであれば自動車専用道路が走れない事!もうこれだけです。

あとはぶっちゃけそこまで変わらないと思っています。※個人的な意見です。

好きなバイクを乗るのが一番ですね。

スポンサーリンク
バイク関連
スポンサーリンク
SNSでシェアしてね!
Freeをフォローする
FREE LIFE UP↑
タイトルとURLをコピーしました