XTZ125には純正で樹脂製のアンダーガード(スキットプレート)が装着されています。
フラットダートな林道やコースであれば小石程度なので、全く問題なく走行できるとは思いますが、大きめの岩や石やあるハードな林道の場合、アンダーガードに当たった時に樹脂製では割れてしまう可能性があり、エンジンにダメージを与えてしまうかもしれないので少し不安な面もあります。
大した林道じゃないと思っていても、雨などの天候ですぐに状況が変わってしまい思わぬ事態に巻き込まれる事もあるので、純正の樹脂製アンダープレートからアルミ製のアンダープレートに交換します。
使用するアンダーガードはTT-R125用
今回購入したのはFLATLAND RASING TT-R125用スキットプレートです。
楽天市場で購入しました。商品画像がXT250用と出てきますが、2枚目にTT-R125用のスキットプレートが出てきますので大丈夫です。
プレートが1枚、ネジが3本、ステッカーが1枚入っていました。
メーカーからの仕入れとなる為、納期は購入から2~3週間後となっていて、私の場合は購入日から20日後に届きました。
写真で見てもすぐわかる分厚さですね。
4mmくらいの厚さがあるとの事で、これくらいあれば大き目の石がヒットしてもエンジンにダメージが行くことはないでしょう。
XTZ125用は基本ないのでTT-R125用を流用する
話はそれますが、今回交換するアンダープレートもそうですが、基本的にXTZ125は製造販売が中国ヤマハの為、日本国内でカスタムパーツが出回っていません。
その為、TT-R125用の部品が合うことが多いらしいのでアンダープレートに限らずカスタムをしたいと思った時に、XTZ125用が無ければTT-R125用の部品を探してみましょう。
といっても絶対合うわけではないので事前に調べてから購入するように注意してくださいね!
純正樹脂製アンダーガードの欠点
純正の樹脂製アンダーガードは小石程度なら防ぐことはできると思いますが、写真の様にカバー範囲が狭いのも欠点の一つです。
真下だけを覆っているので、石や岩がちょっとでも角度が上にはいるとエンジンに直撃します。
エンジンをあらゆる方向から守り、実際に石などがヒットした場合もほぼ無傷でいられるように今回はアルミ製の丈夫なアンダーガードに交換します。
XTZ125にアンダーガードを取付(交換方法)
それでは早速アンダーガードの取り外し、取付を行っていきます。
10mmのボルトで3点留めしてあるので、10mmのメガネレンチか、10mm板ラチェット、もしくはラチェットハンドルに10mmのソケットを取り付けて取り外しと取付を行うと一番スムーズです。
1.ボルトを3か所取り外す
下から覗けばわかると思いますが、写真の3点です
2.取り外した後に清掃する
すでにオフロードを走っている人であれば、プレートの内側は相当汚れているので、外した状態で車体のエンジン回りを掃除しておきましょう。
パーツクリーナーなどをウエスに付けて拭いたり、軽く水で流すのが良いと思います。
3.同じ位置に取付する
プレートは樹脂製と違って重いので、片方の手で支えながら写真の様にボルトの位置に合わせて、反対の手で仮止めします。
3点とも仮止めができたら、軽く締めて、本締めをしてください。あまり強く締めすぎると、ボルトが負けて折れる可能性があります。
少しきつくなった所から半周させるくらいがちょうど良いと思います
取り付け後の外観と効果
こちらが取り付け後の外観です。
純正の樹脂製アンダーガードと違って高さが付いているので、上部までカバーされていますね。
横もオイルキャップの少し下ぐらいまで高さが付きましたので、安心感が増しました。
実際に走行テストして効果を試してみた
雨上がりの河川敷の砂場を実際に走ってみました。
こう見てみると、アンダーガードの上部まで土や石が飛んでいるのが分かりますね。
つまり、見えていないだけでフラットダートな場所を走っていても、純正のアンダーガードではエンジン上部にちょっとずつダメージが入っていることになります。
これだけの効果が目に見えてわかったので、購入して良かったと実感できました。
まとめ
XTZ125の純正樹脂製アンダーガードからフラットランドレーシングのアルミ製スキットプレートに交換をしました。
交換後をわかったことをまとめると
・交換後は正面上部や、サイドの高さが付いたのでダメージを軽減できる
・重量は重くなるけど、走っていても分からないからOK
その他XTZ125の社外品流用カスタムも他記事にアップしてますのでご参考ください!