こんにちはFree(@freebcf)です。
買い物はAmazonでしかしない僕ですが、電動空気入れが欲しいな~と思ったので探していたところ、目が飛び出るような価格の商品を見つけてしまいました。
いつもならずっと悩んでから購入するのですが、なんとお値段699円…!(購入時)
※現在は値上げ
速攻で購入しました。
価格から想像できるとは思いますが、メイドインチャイナの電動空気入れなのですが、実際に使用してみたのでレビューしていきたいと思います。
電動空気入れを購入した目的
林道をバイクで走行する機会が多いので、タイヤの空気圧チェックを走行前にガソリンスタンドですることが多くなりました。
公道とは違い、林道は路面がぬかるんでいたり、石や岩などでガレていたりと不安定なのでタイヤの空気圧の調整は必須です。
ガソリンスタンドで空気圧を調整するのはいいのですが、毎回行くのも面倒だし、ガソリンが入っているのに空気圧だけ見に行くのもなぁ…と感じていました。
そこで、自分で好きなタイミングでタイヤの空気圧チェックをしたいと感じるようになり、Amazonで検索したところ、ありえない価格で売っているのを発見したので即購入。
値段が値段なので、粗悪品が届くんじゃないかと不安でしたが、写真通りのしっかりとしたものが届いたので早速使ってみることにしました。
中華製電動空気入れを選んだ理由
Amazonや楽天などで「電動空気入れ」と調べると、大体3,000円~8,000円くらいの電動空気入れが出てくるわけですが、正直どれを選んでいいのかわかりませんでした。
と、思っていたら一つだけ「は?」と思うような価格の物を発見。
お値段なんと送料込み、翌日配達で699円(税込)!!!!
安心を買うなら価格の高い、レビューの良い商品を買うのがセオリーですが、この価格なら失敗してもいいやと思い、購入してみることにしました。
電動空気入れの使い方
Amazonで注文して翌日には商品が届いたのでまずは試運転をしてみることに。
デジタル画面の上には「OUTERRAKU」の文字が。なんて読むのかさっぱりわかりません。
動作には関係ないので、気にせずに電源を入れ、作動してみると…..
「ゴォォォォオオオオォォオオオ!!!!」
いやぁ家族が寝た深夜に自分の部屋で一人で電源を入れてみたのですが、超ビックリしました。
考えてみれば当然なのですが、コンプレッサーみたいなものなので音はなりますよね。
私は説明書を読まない人間なので、触って使い方を覚えていくタイプです。
一番上の電源ボタンを長押しすると電源が入ります。
デジタル表示が【0.00Bar】と表示されたのを確認したら、一番下の【M】ボタンを押すと何に空気を入れるかのモード選択ができるようになっています。
各モードに空気圧の単位が
【bar】(バール)
【psi】(プサイ)
と3種類ありますが、アメリカやヨーロッパでの表示方法です。
その為、日本で使われている単位【kgf/cm2】に変換する必要がありますが、深く考える必要はないので安心してください。
例えば私が以前乗っていたセロー250ファイナルエディションのフロントタイヤの適正空気圧は1.50kgf/cm2です。
これを【Kpa】に変換すると150kPa、【bar】に変換すると1.50barとなります。
【psi】に変換すると21psiと数値がわからなくなってしまうので、基本的には【bar】で設定すると日本人はわかりやすいと思います。
数字が大きくなると0.1くらいずつずれてしまうのですが、そこまで気にする必要はないでしょう。
どうしても気になってしまうのであれば、こちらのHPに詳しく乗っていましたのでご確認ください。
では空気圧の単位について理解したところで、各モードの説明です。
自転車モード
自転車のタイヤの空気を入れる場合のモードです。
各単位の調整可能範囲は以下の通りです。
【bar】2.05bar ~ 4.45bar
【psi】 30psi ~ 65psi
バイク(オートバイ)モード
バイクのタイヤに空気を入れる場合のモードです。
各単位の調整可能範囲は以下の通りです。
【bar】1.80bar ~ 2.95bar
【psi】 26.0psi ~ 43.5psi
自動車モード
車のタイヤに空気を入れる場合のモードです。
各単位の調整可能範囲は以下の通りです。
【bar】1.80bar ~ 3.45bar
【psi】 26.0psi ~ 50.5psi
ボールモード
バスケットボール、バレーボールなどのボールに空気を入れる場合のモードです。
各単位の調整可能範囲は以下の通りです。
【bar】0.25bar ~ 1.10bar
【psi】 4.0psi ~ 16.0psi
フリーモード
用途を問わず、数値をなど自由に決めて空気を入れられるモードです。
各単位の調整可能範囲は以下の通りです。
【bar】0.20bar ~ 10.3bar
【psi】 3.0psi ~ 150psi
フリーモードは最小から最高値まで入れることができます。
この電動空気入れに空気圧を下げる機能はないですが、バイクなどで林道に行く際は0.5~0.8kgf/cm2に落とす必要があります。
その際はエアゲージやバルブコアを押して空気圧を落としますが、落とし過ぎてしまった場合バイクモードは【bar】でいうと最小で1.80barなので0.8barに設定することができませんが、フリーモードであれば設定できる範囲なのでそのような場合に使うと良いと思います。
数値を見ながら減圧したいのであればエアゲージを使用すれば簡単に測定しながら空気圧を下げることができます。
実際にバイクのタイヤに空気を充填
では実際に私の乗っているYAMAHA XTZ125のタイヤに空気圧を入れてみます。
林道を走る前に空気圧を落としていたので表示は0.90barになっています。
ここから公道を走るので1.5barまで空気圧を上げていきます。
リア、フロント共に1.5bar(kgf/cm2)まで空気圧を上げることができました。
念のため一度外して、再度接続を行ってみたところ、同じ数値が表示されたので問題なさそうです。
事前に設定した空気圧まで空気を充填し、自動的に止まるので入れ過ぎるという事もなくて良いですね。
途中で停めたい場合は電源ボタンを1度押せば止まりますので、好きな数値に調整できます。
電源も2分くらい未操作の状態が続くと自動的に落ちるようになっています。
空気入れ以外の機能も充実
この空気入れ、実はその他の機能もありますので紹介していきます。
LEDライト付き
高輝度のLEDライトが上部についています。
電源が入っていることを確認して、黄色のボタンを1回押すとLEDが光ります。
意外と明るいですね。
モバイルバッテリー
2600mAhのバッテリーが2つ搭載されており、USBポートが付いているので、スマートフォンなどの充電を行うことが可能です。
メイン機能は空気入れですが、使わない場合はモバイルバッテリーとして使うこともできますね。
テストでGopro4を充電してみましたが、しっかりと充電されていました。
一緒に購入しておきたい備品
実際に使用してみて、一緒に購入しておくと良いと感じたものを挙げます。
バルブ延長チューブ
バイクのタイヤに空気を入れてみて思ったのが、付属しているホースが短いためバルブに本体をかなり近づけないといけなかったという事です。
ホイールの形状が複雑だったり、特にリアはブレーキ関連の部品があるのでバルブの位置が下に来るまでタイヤを回さないといけません。
こちらの延長チューブを使えばホースも2倍近く長くなりますし、空気が入れやすくなると感じました。値段も安いので購入しておくと良いでしょう。
耐火ケース
こちらの電動エアーポンプはリチウムイオン電池を搭載しているので、可能性は非常に低いですが衝撃や何かの不具合で爆発したり、火や煙が出てくる可能性があります。
念のために備えて、同じくらいのサイズのケースを同時に購入しました。
超ぴったりで専用品かと思うくらいでした。
多機能だけどデメリットもある
これといって●●がダメだというほどの事でもないのですが、あえていうと
ことです。
いや、意外と重要なのかもしれません。
例えばですが、家にあるダイソンの掃除機の裏側を見てみると
この様に安全性を示すマークなどが並んでいます。
しかしこちらの電動エアーポンプをみてみると
WEEE指令のマークしかありません。
少し不安な面もありますが、暑いところに放置しない、衝撃を与えないという2点を気を付けながら運用する必要がありそうです。
この商品ではないですが、リチウムイオン入りのバッテリーを夏の車の中に放置したら、爆発したという事例もあるので注意してください。
こんな人が購入するべき
今後値上げが始まり、どこまで上がるか不明確ですが、
・ガソリンスタンドで空気圧チェックする手間を省きたい
・林道やオフロードコースを良く走る
上記のお悩みのお持ちの方は購入を検討してもよいでしょう。
安さより、安心を買いたいという方は日本製のしっかりとしたものを購入することをお勧めいたします。
激安商品を面白半分で購入することが好きな私にはピッタリでしたので、今後も似たような商品があればレビューしていきたいと思います。
実際に動画でも使用してみました。良かったらご覧ください。