ZETA(ジータ)バーライズキットをセロー250に取り付け方法と効果

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2021年の4月に、ヤマハのセロー250ファイナルエディションを納車してから、特にカスタムをすることもなくノーマルのままで乗っていました。

身長が185cmもあるので、ライディングポジションがとても窮屈で、スタンディングになるとハンドルの高さが低いので、姿勢が悪くなってしまいます。

何とか改善できないか調べてみたところ、ZETAのバーライズキットというものが簡単に取り付けができて、ハンドルの位置が上がり、姿勢よく乗ることができるとの事。

価格も安いので購入して取り付けてみました。

取り付け車両はヤマハのセローファイナルエディションになりますが、他車種にもほぼ同じ手順で取り付けが可能になりますので是非参考にしてみてください。

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ZETA(ジータ)バーライズキットの効果

引用元:Amazon

バイク業界では有名なZETAから出ているバーライズキット。

ハンドルバークランプの高さを上げたいときに使用するキットとなっていて、高さのラインナップも19mmと30mmと2種類あり、自分に合った高さに変更が可能です。

バーライズキットを取り付けると以下の効果があります。

・運転時の腕や肩への負担が減る
・スタンディングの姿勢が良くなる

詳しく解説していきます。

効果1:運転時の腕や肩への負担が減る

ハンドル高さが上がる事で腕のポジションも必然と高くなり、姿勢が良くなります。

そうすると腕や肩への負担が減り、運転時も疲れにくくなるという原理です。

効果2:スタンディングの姿勢が良くなる

ノーマルの状態ではスタンディング乗車時に脚を延ばしてしまうと、手が届くか届かないかのギリギリの位置になっていました。

しかし、取り付けるとハンドル位置が上がり、高さも上がることで、手もしっかりと届くようになります。

今までかなり前傾姿勢だったのが、体が起き上がり、少しの前傾だけで姿勢もよくなるのでオフロードコースや林道を走る際に運転しやすくなります。

バーライズキットをセローに取り付け手順

セローファイナルエディションに実際にバーライズキットを取り付けてみます。

今回選択したのは高さ30mmの方です。

私のYoutubeサブチャンネルで動画も上げてありますので、作業風景を見たい方はこちらへ

では取り付け作業を写真付きで詳しく解説していきます。

純正ハンドルバークランプを外す

赤丸で囲んだところの純正ハンドルバークランプを外します。

4か所ともキャップがはまっているのでマイナスドライバーなどで隙間から挿して取ります。

露出されたら六角レンチで4か所を緩めます。

奥のメーター側の方が強く締まっているので、手前の燃料タンク側の方から取り外すとスムーズにいきました。

これが取り外した状態です。

純正の位置がどこに取り付いていたかは、跡が付いているのでわかりやすいですが、ハンドルの角度はわからなくなる可能性が高いのでマークなどしておくことをお勧めします。

ハンドル下にバーライズキットを入れる

ハンドルをぐっと上に持ち上げて、スペーサーのようにハンドル下に入れ込みます。

ハンドルバークランプ上部を取り付け

 

クランプの向きが奥と手前で長さが違います。

左側が長く、右側が短くなっています。

取り付け時は左側の長い方が奥のメーター側になるので方向に注意して取り付けしてください。

ハンドルの上から取り付けて、4か所のボルトを締めます。

ボルトを締める順番ですが、必ずメーター側のボルトから締めます。

間違えてタンク側のボルトから締めたりすると、しっかりとハンドルが固定されない恐れがあるので注意してください。

手前側に隙間があれば取り付け向きは合っています。

これで作業は終了です。早ければ10分程で終わります。

バーライズキット取付前・取付後比較

左が純正のノーマル状態で右がZETAバーライズキット30mmを取り付けた状態です。

若干座る位置が違いますが、明らかに肘の角度や腕の位置が上がっているのがわかります。

30mm上がるだけでこれだけの差がでるので、ツーリングなども楽になることは間違いありません。

ZETA以外のキットでも大丈夫?

今回使用した商品はZETAのバーライズキットですが、Amazonなどを見てみると、類似商品が出回っています。

出典:Amazon

値段が安く、評価も高い物もありますが、1,000円~2,000円の違いですのでZETAのバーライズキットを使用することを強くお勧めします。

バーライズキットだけで満足できない人は

出典:Amazon

大体の人は30mmもハンドル位置が上がればポジションや姿勢が改善されるはずですが、高身長の人であればさらに高さを上げたいと思う方もいるでしょう。

現状、私がそうです。

そうなるとハンドル自体を交換するしか方法はありませんので検討する必要があります。

しかしどのハンドルを選んでいいのかわからない人も多いので、その場合はこちらのサイトを使うとわかりやすいです。

出典:ZETAハンドルシュミレーター – DIRTFREAK

こちらのサイトで車種と交換を希望するハンドルの種類を選択することで、純正の位置とZETAのハンドルを比較をすることができますのでまだ高さを上げたい人はシュミレーションをしてみてください。

バーライズキットの効果はある

今回は僕が乗っているセローに取り付けを行いましたが、ほかの車種にも取り付けは可能なので、ライディングポジションに悩んでいる方や、体への負担を減らしたい方にはおすすめです。

それでももう少し高さを出したい人はハンドルを交換も視野に入れましょう。

ただし、部品代や工賃も高くなりますので、ショップに相談の上、検討してください。

車種によってはケーブルの長さ調整や、交換が必要の場合もあるので事前にメーカーなどに問い合わせるか調べる必要があるので注意が必要です。

バイクはつらい思いをしてまで乗るものではないので、少しでもライディングポジションに違和感を感じているのであれば、取り付けしてみる価値はあるので、検討中の方は是非お試しください。

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