Insta360 ONE X2はバイク撮影に最適?使い方やおすすめポイントを解説

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バイク系Youtuberをやっているので、GoProを始め、中華系も含めてアクションカメラを使ってきました。

多くの人がYoutubeに参入してくる中、何か差をつけたいという想いから、映像に変化を求めて話題の360度カメラInsta 360 ONE X2を購入してみました。

6ヵ月間、私自身が実際に使用してみて、良かったことや悪かったことがはっきりわかりました。

今回の記事では

・どんな人が買うべきなのか
・バイクで撮影するのに適しているか
・買って後悔しないか

以上のことがわかるように解説していきます。

上記のこと以外にも触れていきますので是非最後までご覧ください。

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Insta360 ONE X2とは

Insta 360 ONE X2は、Insta 360 ONEの上位機種として販売されている、全方位が撮影できる360度カメラです。

解像度も5.7k/30FPSと最高クラスとなっていて、【FlowState手振れ補正】機能により、強力な手振れ補正が搭載されており、滑らかな動画撮影が可能となっています。

別売りの見えない自撮り棒を使う事で、まるでドローンで撮影しているかのような、動画が撮影できることも特徴の一つです。

IPX8の防水に対応し、水深10mまで撮影できる防水性能があるので、撮影中の急な雨に降られても安心してそのまま使用できます。

Insta 360 ONE X2の良い点

実際に使用してみて感じた、良かったところを紹介していきます。

持っているだけで360度撮影が可能

Insta360 ONE X2は本体の両面にレンズが付いているので、撮影したい方向にレンズをわざわざ向ける必要がありません。

例えば、Goproで例えると、360度撮影しようと思ったら、カメラ本体を1周回さなければいけません。

しかしInsta360 ONE X2は両面にレンズが搭載されているので、本体を動かさなくても360度、上下左右、全方向が撮影できるので、撮りたかったシーンを見逃すことがありません

この動画はInsta360 ONE X2をバイクにマウントさせて高速道路を撮影していた動画なのですが、たまたま高速道路を逆走する高齢の方がいまして、その瞬間を撮影することができました。(ニュースにもなりました)

6:40~あたりから見るとすぐ見れます。


この様に突然起こる事態や、長時間に及ぶ撮影などには活躍してくれます。

もちろんGoproのような普通の撮影も【ステイカムモード】で可能となっています。

圧倒的な手振れ補正

【FlowState手振れ補正】機能が搭載されており、手振れがなく、滑らかな映像を撮影することができます。

私自身、Gopro8を持っていますが、手振れ補正の【HyperSmooth2.0】が搭載されているので、手振れ補正のありがたみは十分に理解していましたが、余裕でそれを超える補正能力です。

バイクのハンドル部分に別売りのパーツを使用して、マウントさせて撮影をしてみましたが、エンジンや走行による振動も全く感じない映像が撮影できました。

手持ちで走りながら撮影もしてみましたが、全くブレがなく、実際に走っている本人が見ている景色と同じように見えました。

ただし、映像が補正しているので景色の一部がゆがんでしまう事はまれにありますが、ほぼわからないレベルとなっており、手振れ補正機能としてはいままで使用してきたアクションカメラの中でトップクラスでした。

自撮り棒でドローンのような撮影

別売りで専用の自撮り棒を使用することでドローンで撮影しているかのような映像を撮ることができます。

この自撮り棒は120cmまで伸びるようになっていて、本体のねじ穴に接続すると、撮影した映像にこの自撮り棒が映らないようになっています。

どういう仕組みか簡単に説明すると、360度撮影なので180度のレンズが片面に1つずつ付いていれば、360度の撮影ができますが、搭載されている両面のレンズの画角が200度まであるのでお互いに重なった20度分をうまく利用しているとの事でした。

ここまで理解する必要はないですが(笑)

映像がきれい

解像度が5.7Kとアクションカメラの中では最高クラスですので、映像がものすごくきれいに映ります。

上の画像は動画の一部を切り取った画像になりますが、見ての通り空がとてもきれいに映っています。

バッテリーの持ちが良い

バッテリーの容量は純正品で1630mAhと大きくなっていて、公式発表では、5.7K/30fpsで約80分間連続して撮影できます。

バイクのハンドル部にマウントする場合は、充電しながらの撮影も可能ですので、バッテリーの持ちについてはそこまで気にする必要はないです。

スマホで簡単に編集(SNS対応)

本体で撮影した動画は、専用のスマホアプリをダウンロードとWi-Fiで連携することで、撮影したデータをスマホに取り込むことが可能となっています。

そのため、アプリ上で動画のプレビューや簡単な編集が可能なので、パソコンを持っていない人でも使うことができます。

InstaglamやTikTokなどで縦型動画を作りたい場合は、スマホの専用アプリですぐに編集して投稿することもできるので、横動画だけでなく縦動画も投稿したい人にも使い勝手が良くなっています。

パソコンでも専用の編集ソフト【Insta360 Studio】があるので、パソコンでもスマホでも編集が可能となっています。

Insta 360 ONE X2の悪い点

実際に使用してみて、ここが改善されればいいなと思ったところも、何点かありましたので記載していきます。

映像とか機能についての悪いところはほぼありませんが、使用するにあたって面倒だと思った点を挙げていきます。

対応MicroSDカードが少ない

解像度が高い為、映像を記録するMicroSDカードにも高いスペックが必要です。公式発表では

V30またはそれ以上のスピードクラスでexFATフォーマットのUHS-I MicroSDカードを使用してください。それ以外のカードを使用すると、撮影が停止しファイルが破損する可能性があります。引用:Insta360公式HP

と記載があります。

動作確認済みMicroSDカードはSandisk Extremeシリーズのみとなっていて、実質これを使っての映像を記録をするしかありません。

公式発表でのスペックが足りていれば、問題はないとのことですが、スペックに問題がなくても他社製でエラーが出たという報告もあります。

そうなってくると使用できるMicroSDカードはSandiskのみとなってしまいます。32GB~1TBまでラインナップがあるが、32GB、64GBは撮影できる時間が短いので、最低でも128GBを使用するのが良いです。商品は以下となります。

発熱しやすい

公式のHP等には書いてありませんが、本体自体が結構熱を持ちやすかったです。

夏で気温が高く、直接日が当たるところなどで撮影をした時に、熱暴走を起こしてエラーで止まってしまう事もありました。

Goproでもある事なのでしょうがない部分なのかもしれませんが、Insta360 ONE X2の方がエラーで撮影できなくなる頻度が多かったです。

熱暴走によるエラーが起きた際は、電源ボタンも効かなくなるので、いちいちバッテリーの抜き差しをしないと復活しないためとても面倒でした。

音声収録の弱さ

前作のInsta360 ONEから改善はされて、4つのマイクが搭載されているとのことですが、それでもあまりよくありませんでした。

特に人の話す声は少しこもった感じがします。

ただし、バイクなどに取り付けたときの風切り音や、ノイズなどは結構低減されるのでその点は良いですし、モトブログなどでサブカメラとして使用するのであれば音は必要ないので、用途によっては気にする必要はありません。

メインカメラとして使いたい場合は、対策として外部マイクの取り付けが可能となるマイクアダプターが別売り(下記)であるので、より良い音声を撮りたい場合はこちらを使用すると良くなります。

画面が小さい

本体のサイズ上、画面のサイズが小さいのでタッチ操作がやりにくいです。

動画のプレビューを見たい場合や設定を変える時に触るくらいなので、あまり気にする事でもないかもしれないが、どうしても指の太い人などはちょっと苦労するかもしれない。

専用のスマホアプリで本体の設定できる部分などはあるので、手間と考えなければ解決できる部分でもあります。

バイクでの動画撮影

Inata360 ONE X2はバイクにマウントして使用するのには最適です。

最適な理由としては以下の4つが主に挙げられます。

・撮りたかったシーンを見逃さずに済む
・防水性能があるので急な雨でも撮影を続行できる
・USB電源等で充電しながら撮影ができる
・バイクにマウントするパーツが豊富

解説していきます。

撮りたかったシーンを見逃さずに済む

Inata360 ONE X2の良い点でも触れましたが、360度の撮影が常に可能なので、バイクでの走行中のきれいな風景や、自分が見えていない部分までもカバーしてくれます。

Youtubeなどにアップロードする際は、撮影したデータを編集して、360度で撮影した映したい場所に視点を当てる必要がありますが、見逃すことがありません。

自分も撮影しながら、自分が見えている視点、そして見えない部分までカバーできるのは高性能といえます。

防水性能があるので急な雨でも撮影を続行できる

IPX8の防水に対応し、水深10mまで撮影できる防水性能があるので、バイクで撮影中に雨が降ってきたとしても問題ありません。

わざわざバイクを路肩に止めてまで、カメラを片付けるのも面倒ですよね。

ただし、充電しながら撮影している場合などは充電の差込口などから水が浸入する可能性はあるので注意が必要です。

USB電源等で充電しながら撮影ができる

バッテリーは約80分連続で撮影が可能となっていますが、長時間に及ぶ撮影などで常に撮影しておきたい時は、USB電源やシガーソケットから電源を取って、USBType-Cコードで充電しながらの撮影ができます。

バイクにマウントするパーツが豊富

バイクに限らず、アクションカメラなのでマウントパーツが豊富です。

Inata360公式HPではバイク撮影キットを始め、スノーキット、車載キットなどとセットになったものも購入できますし、Amazonなどで販売されている純正品や社外品でも対応できるので、バイクでの撮影に向いています。

ハンドル付近や前方に配置される方が多いですが、公式が販売している【バイクアクセサリーハンドル】がおすすめです。

Insta360 ONE Rとの比較

引用:Amazon

Insta360 ONE X2を検討する際に、Insta360 ONE Rとどちらがいいのか悩まれる人も多いと思います。

結論から言うと、バイクでの撮影をするのであればInsta360 ONE X2が絶対におススメ。

バイク撮影じゃなければInsta360 ONE RでもOKです。

実際に2つとも使用しているので、知れた事実なのですが、理由は2つで

・Insta360 ONE Rは振動に弱い
・Insta360 ONE Rはレンズ保護部品が弱い
解説していきます。

Insta360 ONE Rは振動に弱い

Insta360 ONE Rはレンズ、コア(画面部分)、バッテリーと3部品に分かれます。

そのせいか、接続する部分が多いので、強い振動が長く続いたりすると接続が切れてしまう事があり、そこで撮影が終了してしてしまう事が多くありました。

特に林道などに入ったりすると、道が悪いですから振動が公道に比べて多くなります。

Insta360 ONE X2は熱暴走以外にたまにSDカードエラーで止まることがある位で、振動でエラーになることはありませんでした。

Insta360 ONE Rはレンズ保護部品が弱い

Insta360 ONE Rの360度レンズ用の保護強化レンズはあるのですが、ちょっとイマイチ。

商品は下記。

フレアやゴーストが出やすく感じました。

Insta360 ONE X2で純正の保護レンズを使用していましたが、こちらは特に映像に何か映るなどはありませんでした。

パソコンで編集する際のInsta360 studioで、保護レンズを付けた場合の設定があるので、それを使う事ですこし改善はされます。

買っておいて損はなし

Insta360 ONE X2の良い点や悪い点を実際に使用してきた私が解説しました。

これから360度映像を撮ってみたい!Youtubeの映像に変化を入れたい!などと思っている方には特におすすめです。

スマホで編集も比較的簡単にできるので、編集した後にYoutubeや、Instaglam、TikTokなどにもそのまま投稿することができます。

本体、MicroSDカード、自撮り棒…などと全部そろえると結構な金額にはなるので、自分のお財布状況と相談してみてください。

セット品で買うと安いので自分が使う用途で選んでください。

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