バイクでツーリングする際に、ほとんどの方がスマホをマウントさせてGoogleマップやYahoo!カーナビなどを使用し目的地まで向かうかと思います。
しかし、バイクの振動でスマホのカメラ機能が低下し、正常に動画や写真が撮れなくなる話はバイク界隈ではもう有名な話ですね。
特にiphoneユーザーではその話題が多く、経験した人も多いのではないでしょうか。
私もその一人で、半年でiphoneが壊れてしまったこともあり、当時は痛い出費になりました。
そこからさまざまな対策方法を考えた結果、この方法が一番使いやすくコスパも良かったので、共有していこうと思います。
人によって使い方や価値観が違うかと思いますので、自分に合った使い方があれば是非実践してみてください!
iphoneのカメラをバイクの振動から守る方法は2つ
バイクの振動からiphoneを守り、カメラ機能が壊れないようにする方法は極論、以下の2つです。
・振動対策マウントを使用する
大まかに言ってしまえばこの2つしかありません。
「そんなことわかってるよ!」と思った方もいるかもしれませんが、【サブスマホをバイクのナビ用に使用する】についてはどのように運用するかがとても重要な項目で使い勝手にも影響します。
今回、私自身がやっているのは【サブスマホをバイクのナビ用に使用する】になるので、どのような運用方法があるのかを詳しく解説していきます。
方法1.サブスマホをメインスマホからテザリングする
メインスマホからテザリングする方法は、王道ですね。
しかし、テザリングのデメリットもあります。
・バッテリー消費を気にして、テザリングのON、OFFをするのが面倒くさい
・思わぬところで通信容量を使い、速度制限がかかる場合がある
最近は大手キャリアでも通信容量使い放題などのプランもある為、速度制限がかかることも少なくなってきました。
しかし、大手キャリア3社(au,softbank,docomo)の無制限プランは割引が無い場合は6,500円~(税抜)、家族割引や、自宅のネット回線割引、カード支払い割引などが付いても4,400円~(税抜)と、とにかく高い!
そこで私は、速度制限のない無制限プランで更に通話料無料の楽天モバイルを使用しています。
楽天モバイルの評価
楽天モバイルってちゃんと繋がるの?と思う人も多いかと思いますが、2022年度末の人口カバー率は98%を超えています。
私自身もメインスマホのiphoneで使用していますが、繋がらなかった記憶は高速道路などの長いトンネルなどを除けば、ほとんどないので自信をもっておすすめできます。
上記のデータは愛知県刈谷市でのデータですが、見ての通り速度も出ていて、すべての項目も快適になっていますね。
メインスマホを楽天モバイルにしてテザリングを常時onにしておけば、通信容量も気にすることもなく、速度も速いままでナビゲーションアプリを使うことができますね。
更に専用のアプリも使えば、電話料金も国内通話も無料となるので乗り換えるメリットは非常に大きいです。
乗り換えも店舗などに行く必要が無く、ネットで完結しますし、電話番号もそのまま使用できますので簡単に乗り換えることができます。
格安SIMで無制限の高速通信が可能で、更に国内通話料が無料で2,980円(税抜)と安いのは現状楽天モバイルのみになっています。
3GBまでや20GBまでの使用であれば980円~1,980円(税抜)とさらに安いので大手キャリアと比べたら安すぎるくらいですね。
契約期間の縛りもないので安心です。
方法2.サブスマホを格安プランの回線契約をする
引用:povo公式サイト
もう一つお勧めしたいのが、サブスマホ自体を回線契約してしまう事です。
そうすればテザリングをいちいちする必要が無く、バッテリーの消費も気にすることが無くなります。
サブスマホ用の格安回線として私が使用しているのは、大手通信キャリア「au」の格安プランpovo2.0です。
povo2.0のメリット
・速度は遅いが、auのネット回線が使えるようになる
※速度が遅い問題の解決法あり
少し論点はズレますが、一番のメリットは、au回線の電話番号が付与されるので、au以外のキャリアを使用している人であれば、自分の使っているキャリアで通信障害などが起こった際にも、緊急で電話することが可能となることです。(※料金は別途請求されます。)
意外とツーリング先で電話しなければいけないのに電波が無い!っていう事もありますからね。
ネット回線も、もちろん使用できるのでグーグルマップなどのカーナビゲーションアプリを使う事はできますので、バイク用スマホとして運用することができます。
ただし、デメリットとして通信速度が遅いという点です。
トッピングというデータ容量のオプションを付けないと、通信速度が128kbps(速度制限レベル)と遅いので検索するのに10秒ほどかかってしまいます。
イライラせず待てる方や、目的地に向かう直前に検索せずに事前に準備しながら検索できる方には合っていると思います。
※遅くても15秒くらいで表示されます。
いまなら紹介コード【L95N2JJZ】を入れるとデータボーナス3GB(30日間)をプレゼント中!
povo2.0の注意点
引用:povo公式サイト
povo2.0は月額基本料金0円とはなりますが、ずっと0円で運用できるわけではありません。
180間に1度は必ず、通話し放題やデータ容量追加などのトッピングをしなければ自動解約になってしまいます。
対策としては、一番安い「smash.使い放題パック(24時間)」220円 をpovo2.0のアプリ上で180日に1回トッピングすれば自動解約を防ぐことができ、年間コストも440円となるので1カ月当たり37円で運用できることになります。
180日何もしなかったら勝手に解約されるわけでもなく、事前に「使用停止予告」というメールが届く様なので、安心して持つことはできます。
メインスマホを壊したくないならサブスマホ一択
iphoneに限らずandroidスマホでも、バイクの振動によるカメラ機能の不具合もあるようです。
えーっとこれ、手ぶれ補正の仕組みが原因だったりします。光学式手ぶれ補正を搭載しているスマートフォンだと、iPhone/Android関係無く、バイクの特定の振動で壊れます。
GoProなどのアクションカムや、京セラのTORQUEシリーズは、電子式手ぶれ補正という奴なので、バイク振動は平気ですね。
— 水猫@猫又モフモフパワー!! (@MizunecoMata) September 14, 2021
ハイスペックandroidスマートフォンに多く採用されているようですね。
iphoneを販売するApple社からも公式に発表されていますが、光学式手振れ補正が採用されている機種は振動や重力の影響を相殺できるくらい優秀な物なので、バイクの強い振動が衝撃として入るとぼやけてしまったりする可能性が高いとの事。
androidスマホでも高品質な機種であればバイクの振動で壊れる可能性は十分にあるという事をしっかり理解しておくのがよいでしょう。
どうしてもメインスマホを使いたい人は制震マウントを
「サブスマホを持つのは面倒だし、それ様に回線も契約するのは面倒」というかたは、振動吸収してくれるバイク用マウントを使いましょう。
おすすめは以下の通りです。
クアッドロック(QUAD LOCK)
最も人気なのがクアッドロック。
Amazonでも6000件を超える高評価が付いています。
シンプルな構造で、取り付けやすい構造になっていますが、しっかりとスマホを守りたいなら衝撃吸収ダンパーも購入する必要があります。
機種専用のスマホケースも購入が必要となりますのでお間違えないように。
最大90%の振動を低減してくれるので、カメラ機能が壊れにくいような対策としては一番の品です。
エスピーコネクト(SP CONNECT)
国内バイク用品メーカーのデイトナからでているSP CONNECT。
振動を60%吸収してくれる、アンチバイブレーションモジュールを別途購入して装着することを強くおすすめします。
専用ケースも必要になるので機種に合ったものを購入してください。
エフロック
エフロックはマウント部分が特殊な形をしていますが、サスペンション機能が搭載され防振性に優れています。
専用のケースが必要ないので、わざわざ専用のケースを購入する必要もありません。
Amazon評価の中にも「ハーレーで使用しているがしっかり固定できていて壊れない」との高評価もありました。
まとめ
最後にまとめます。
・メインスマホの回線を楽天モバイルにしてテザリングすればデータ容量を気にしなくてよい
・テザリングが面倒な人はpovo2.0をサブスマホ用に契約する
・サブスマホを持つのが嫌な人は振動吸収用バイクマウントを購入する
絶対に壊れない方法はサブスマホ一択になるので、注意しましょう。
サブスマホにすればわざわざ衝撃吸収用のマウントを購入する必要もないので、人気なカエディアとかデイトナのマウントを使用できます。
スマホでカーナビを頻繁に使う人はデータ容量が気にならないように、楽天モバイルをやpovo2.0を使う事で、月々のスマホ料金も安くなり面倒くささも無くなるので検討してみてください。
特に楽天モバイルについては、楽天経済圏の方はポイントアップの対象でもあるので、バイク用品を楽天などで購入している人はお勧めです!